
開業について
独立・開業サポート
本校では在学中の授業から卒業後まで、一貫してサポート。
店舗設計やメニュー相談など開業準備に必要となる情報を卒業後も個別に提供しています。
在学中の開業に関わる授業のご紹介
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店舗プランニング
- 学生だけのリアルショップを計画・運営。コンセプト決めからお店作りの全てを学びます。
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マーケティング&商品開発
- 店舗運営(マーケティング・メニュー開発)を学びます。
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企業プロジェクト
- 企業からの課題に対し、イチから商品開発に取り組み、商品の企画・試作・プレゼンテーションを実践的に学びます。
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WEBデザイン
- ホームページやSNSの活用方法を学び、自身の作品をマネジメントできる力を磨きます。
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開業ゼミ
- 開業を目指すために、ケーススタディ形式で開業をシミュレーションするゼミ。具体的な開業計画書も作成します。
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ファーム演習
- 栽培ノウハウを基に、正確な生産出荷計画を立て、販売、加工を学びます。
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ショップ・販売演習
- 繰り返しショップ営業をする事で、店舗運営のノウハウを身に付けます。
独立・開業サポート
卒業後も開業準備に必要となる実践的な情報はもちろん、手続きに必要な情報などを開業支援センターが個別に提供しています。

サポート例実習室利用
お店の新メニュー考案の為の施設利用も可能です。

独立・開業した卒業生 - 独立・開業サポート-

カフェを経営林 亮輔 さん
学校でバリスタの腕を磨き卒業後、念願のカフェをオープン。その後、農業生産法人を立ち上げ野菜を生産しています。2019年には、ファーマーズカフェ「ホカルノコーヒー」をオープンしました。カフェの食材調達を容易にし、原価を抑え、食品ロスを低減するなど、「カフェ経営者」と「農業」のシナジーを生み出すべく日々成長を続けています。



カフェを経営梅岡 さん・生駒 さん
バリスタやショコラティエなどの経験を積んだ2人で、2019年に「あひる珈琲」を、2022年7月に「あひる菓子店」を開店しました。あひる珈琲は生駒、あひる菓子店は梅岡が主にお店に立っています。パッケージ制作やSNSでの発信、素材選びから作ってお出しするまで全て自分たちでやるので大変ですが、生産者さんやお客様とのやりとりは楽しく、やりがいがあります。在学中は、多くの現役講師のおかげで「やり方は1つではない」と学びました。そのため自分の中の引き出しが増え、今のお菓子作りや店舗運営に活かせています。




パティスリーを経営松尾 咲季 さん
大きなケーキ店に入りたいと思い、市内のチョコレートショップに入職。学校とチョコレートショップで積んだ経験が今のショップ運営にも生きています。ケーキショップでは多人数で分業されていた様々な作業を、自分のお店ではすべて自分達で行うため、作業工程の多さに最初は戸惑いましたが、今では効率よく働くことができ、お客様からたくさんの笑顔が頂けています。



ベーカリーを経営小塚 章彦 さん
授業は技術や理論のほかに、時代の流行や空気感まで教わる実践的なものでした。それは店を持つ、現役の先生が多かったからです。卒業後も、先生のお店を訪ねると笑顔で迎えてくださったり、開業の際も相談に乗っていただきました。先生だけでなく、共に学び先に独立した仲間にもアドバイスをもらい、人間関係の良さに助けられています。




パティシエとして独立北山 菜々子 さん
チョコレートやケーキが大好きで、小学生の頃からお菓子を作っていました。在学中はプロの先生たちから教わることをすべて吸収するつもりで必死に学ぶうち、アメリカのカラフルなお菓子に魅力を感じるように。それをきっかけに世界各国のお菓子にも強い関心を持つようになり、カナダで1年間パティシエとして働き、今はフリーのパティシエとして活動中です。



レストランを経営櫻木 美早季 さん
将来は自分のお店を持つことが目標でした。確実なステップを歩むために本格イタリアンで就職をしました。就職先での様々な経験を経てシェフとしてお仕事ができるまでに育てていただき、長年の夢であった開業の夢を叶えました。今後はたくさんのお客様に、料理を通して美味しい地元野菜を知ってもらえるような料理人になりたいと思います。




カフェを経営天野 さん
周囲に自営業の人が多く、入学前から独立を考えていました。
大きな目標は、コーヒーと和菓子のペアリングが魅力的であると知ってもらうこと。「コーヒーは苦くて飲めない」と仰る方から好みの香りなどを聞いてブレンドし、「おいしい」と言われたときはとても嬉しかったです。将来は実店舗を持ちたいので、コーヒーと和菓子の魅力をもっと知ってもらいたいです。そのために出店機会を増やし、エリアも広げていこうと考えています。学生のみなさんも、とにかく自分がワクワクすることにトライしてください。




カフェを経営丸橋 さん
天然酵母は生き物なので、生態の特色を考え、どうすれば力を発揮してくれるかを考えながら作業しています。インスタグラムを頻繁に更新しているので、投稿を見て来て下さるお客さまも多く、「おいしい」と喜ぶ顔を見るのもやりがいです。



カフェを経営角 さん
地元の農園から仕入れた野菜をメインにしたお店です。学校のマネジメントの授業で習った、メニュー作成や様々な準備などが、今の仕事に役立っています。今後は、自分の畑で育てた野菜を使用した料理を提供し、地元の方に愛されるお店作りに取り組みたいです。



アイシング教室を経営橋口 さん
学生時代に学んだ製菓の技術はもちろん、それ以外の色彩や撮影方法などの授業で得られた数多くの「引き出し」は、今のアイシング教室のお仕事すべてに役立っています。みんなが笑顔でいられる場をこの教室で実現しています。



パティスリー店を経営露本 さん
地元農家の方々が丹精込めて作ったブルーベリーやマンゴー、苺がたっぷりのフルーツケーキは大人気!地産地消は、地元の人が地元のおいしい食材の存在を知るいい機会ですし、輸送にかかるガソリンやCO2の削減にもなります。パティスリーAYAではSDGsに取り組んでいて、ビニール袋は置かずスプーンやフォークもなし。お客様も、家にある保冷剤や保冷バッグを持参くださいます。またフードロス対策に、余って捨てていた焼き菓子の端なども格安販売。やりたかったことに挑戦しながら、誰の口にも合うシンプルで優しい味わいのケーキ作りに励んでいます。



カフェを経営下野 さん
学生時代や就職当初は、「おいしいコーヒーを提供する」ことしか考えていませんでした。でも開業すると、「おいしいコーヒー」という自分の強みを、地域の人たちのつながりに生かしたいという思いが強くなりました。「コーヒー×〇〇」という掛け算の思考になったんです。コラボを通じて、地域の人たちが楽しむ姿を見たいですね。



カフェを経営田原 さん
幼い頃から料理やお菓子作りが好きでした。高校生の頃に「カフェ科では実習が多く、調理も製菓も幅広く学べる」と知り、入学を決めました。将来カフェを開業したいという夢もできました。
卒業後はイタリアンレストランの厨房をはじめ、飲食店や、長野県のスキ一場で働いたこともあります。好きな「接客」を軸に多様な経験を重ね、人との縁を築きながら「いずれ珈琲に戻る」と決めていました。
2年前に地元の奈良に戻り、趣味である植物や音楽のエッセンスをふんだんに取り入れた自分の店をオープンしました。今はジャパンハンドドリップチャンピオンシップ出場に向けて、同じ志を持つ仲間たちと一緒に練習を重ねています。これからは、もっと焙煎を学びたいです。ただ珈琲を中心にしながら、珈琲にこだわらないことが私のこだわりです。
何に対しても軽やかに、楽しい自分でいられることを大切にしています。



カフェを経営杉山 さん
編集制作の会社で働いていましたが多忙で、家族との時間もありませんでした。そこで好きな珈琲を仕事にしようと退職。専門学校でみっちり珈琲を学び、30歳でアンコールコーヒーロースタリーを開業しました。看護師だった妻もスイーツ担当で一緒に働いています。働き方が変わったことで家族との時間が十分に取れますし、なにより仕事の時間や量を自分でコントロールできる生活に満足しています。
開業にあたって一番こだわったのは珈琲の味です。原料である豆の味に左右されます。その豆のおいしさをうまく引き出すのが豆を焼く作業、焙煎です。緑色の生豆を焼くのですが、同じ工程の中でも火力や風量、1分間の温度上昇率や豆の投入のタイミングなど、少し変えるだけで味も変わります。それがその店の味になり、バリスタの特徴になるのです。
知れば知るほど奥の深い珈琲ですが、お客様には、芳醇な香りをもっと気軽に、好きなだけ味わってほしいと思っています。「おいしいね」と、お気に入りの珈琲をお供に、笑顔で楽しい時間を過ごしていただければ満足です。

