後期がスタートしてみんな元気に登校していて、嬉しいうれしいがいっぱいのなかじムッシュです
調理師科では後期から、食の分野のスペシャリストの先生方に来ていただく講義がスタートです
水産物、野菜などの食材や洋食器、チーズ、ワインなど食卓を彩る様々な”食”に関連することを中心にお話しを頂きます。
第1弾として、大阪 北浜の老舗料亭 『 花外楼 』の明石総支配人にお越しいただき、和のおもてなしについてお話しを頂きました。
『 花外楼 』といえば明治維新で活躍した歴史の教科書の常連の登場人物たち集結した会議 (大阪会議)をした場所としても有名で、現在の”屋号” 花外楼(かがいろう)を名づけた人物が桂小五郎(木戸孝充)と聞いてびっくりです。
和食の成り立ちや基本の『 五味・五色・五道 』についてわかりやすく解説していただきました。
驚いたのは、座敷に敷く座布団にも向きがあって、実際に料亭でお使いの座布団で前・後を教えていただきました。
また、明治30年に使われていた来客名簿もお持ちいただき、その当時にどんなお料理が提供されていたかわかる大変貴重な資料でした。
さらに、大正4年!に新調(?)された漆器のお椀も手に取って見せていただきました。
お手入れが行き届いており、傷ひとつなく、とても90年前の器には見えなかったョ。
日ごろからお料理を盛り付ける器に使ってるそうで、手入れと管理の大切さも改めて感じました。
大阪キャリナリーの調理師科では、調理技術はもとより、食にまつわる知識も豊富に学べるカリキュラムが充実していますよ。