ほんの少し前までは、冷たいお蕎麦が美味しかったのに、いよいよ湯気の立つ温かいお料理が恋しい季節となりました。
今日のかぶら蒸しが本当に美味しいと思えたなかじムッシュです。
調理実習は温かいかぶら蒸しでした。
甘さが一段と増してきた近江かぶをすりおろして、ゆり根やきくらげを合わせます。かぶのすりおろしの絞り加減が難しく、絞りすぎると味が抜けるし、絞りたらないとうまく形作れないし・・・。北庄司先生の絞り加減が絶妙で、カブの甘みがしっかりと残っているけれど蒸し上がった形も綺麗。!さすがです
昆布で挟んで風味を増した鯛にかぶらをのせます。蒸し器に入れること数分、「うーん 待ち遠しい!」
最後は昆布とかつおでとった味わい豊かなだしに味付けをしたら、本葛でとろみをつけて、わさびを添えてできあがりです。
調理師科の調理実習は後期に入って、本格的な和食を作っています。
基本技術をしっかり学んでこその、本格的な和食です。 これからの実習メニューが楽しみです。