暖かい沖縄でも史上初の雪観測・・本当に日本中が冷え冷えです。
急激な寒さで、農作物に被害が出ないか少し心配・・・だけど寒さが厳しくなってお魚やお野菜が美味しくなってくるのでは・・・と、心配と期待の入り混じるなかじムッシュです。
今日の授業は『 お米 』をテーマの”食を深く知る”です。
もともとは東南アジアの暑い国から伝わった 『 お米 』、日本の気候風土に合う様に先人たちが長い長い時をかけて品種改良を重ね、今では北海道でも美味しいお米がとれるまでになりました。
今日はお米のプロ、「米飯官能試験監督者」 ・ 「米飯選抜パネリスト」 の資格を持つ、木俣先生にお越しいただき、お米について学んだよ
米の基本的な美味しさやランク、美味しさの基準についてなどを実際のご飯を試食しながら学びました。
最初は、洗米後の浸水時間の違いによる食べ比べです。
洗米後すぐに炊飯したご飯と、1時間以上浸水したご飯を食べて、浸水時間の重要性を改めて感じました。
浸水に時間を取っている米は甘みも強く、美味しくなっていました。
続いて浸水時間、水かげんと同じ条件で炊飯した、3種類の米を食べ比べました。
米粒の大きさ、粘り気、甘味、食味と比べてみると本当に違うことが分かり、びっくりです
北海道産の〈 ゆめぴりか 〉は粘り気があり、甘味を感じるごはんで、なかじムッシュも好きかも・・・
ただいま人気急上昇のお米です。
福井産〈 日本晴 〉は甘味もそれほどなく、どちらかといえばパラパラ気味のごはんで、お寿司やカレーライスなどに丁度良い感じのお米でした。
少し前までは生産量が日本一のお米でしたが、いろいろと美味しいお米が現れて、今では生産量が少なく逆に希少な米です。
(お寿司屋さんでは取り合いになるくらいの人気のお米ですが・・・)
最後は香川県産の〈 ひのひかり 〉でした。あまり聞きなれないお米ですが、どんなお料理にもよく合うことからレストランや食堂など外食産業で人気のお米で、一般小売では流通が少ないようです。
食べてみて本当にオールマイティーを感じずにはいられないお米でした。
今回の授業を通じて、何気なく食べているお米についてじっくり考えるきっかけになることをなかじムッシュは期待しています。