こんにちは!入学相談室の前野です
皆さん「農業」と聞くとどんなことを思い浮かべますか??
私が「農業」という言葉を聞いてまず思い浮かべるのは、田舎のおじいちゃんおばあちゃんのお家でのお手伝いの風景です!
私は大阪出身ではなく、九州の鹿児島出身なのですが
ただでさえ自然に囲まれているところなのにおじいちゃんおばあちゃんのお家の地域は
本当に山!山!山!田んぼ!田んぼ!田んぼ!そんなところでした
↑わかりにくいですが、こんなところ!
当たり前に駅とかはなくて、近くに唯一あるバス停にバスが止まるのは週に一回!!
なんと乗り過ごすと一週間待たないといけないんです恐ろしいですよね!笑
当然私のおじいちゃんおばあちゃんも農業が生活の一部にあって
3つある田んぼで米を作り、広い畑で夏はキュウリやトマトや大きなスイカ、他にもジャガイモやミカン、ネギなどなどいろんな野菜を作っていました
たまに遊びに行って、田植えのお手伝いをしたり野菜の収穫をしたり
大変だけどなんだかとっても楽しかったなと今でも思い出です
ですが、農業って今の私の話でもその通りなんですが色々な問題を抱えています
まずは、なんといっても深刻なのが高齢化!
若い世代は大学や就職を機に都市部へ出て行ってしまうので、後継者不足がなんといっても課題です
そしてそれに伴って、美味しいお野菜や果物がせっかくできてもそれを発信するツールを使える人がどうしても限られているので、なかなか本当に求めている人のもとへ届いていないのも現状です
前置きが長くなりましたが、
今回2021年5月にオープン予定の観光農園「くつろぎたいのも山々。」さんに
お邪魔させていただきました
こちらのオーナーいのはらさんは、そんな農業や地方が抱えている問題と向き合い、
お母さん目線で「子連れでも疲れない観光農園カフェ」をコンセプトに立ち上がられました!
いのはらさんのお話は本当に興味深いものばかり!
もともとはWebマーケティングの会社でバリバリのキャリアウーマンとして活躍されていたそうです
しかしお子さんを自然の中でのびのびと育てたい!そんな思いで地方(和歌山県かつらぎ町)に移住して農家に転身することを決心されました!
ご自身が都会に住んでいたころ、お子さんを観光農園に連れて行って自然体験をさせてあげたいけどすごーく疲れた!そんな経験をもとに、日本一子連れを大歓迎する観光農園をオープンされることを決められたそうです
お子さんでも安心して食べられるように無農薬でブルーベリーを育てていたり、
授乳スペースやキッズスぺ―ス、おむつ替えスペースを完備した
新しいカタチのくつろげる観光農園を作られています!
お話をお伺いすると本当に生き生きとした生き方、考え方がとっても素敵だなと感じました!
来年2021年の5月にプレオープンです!
ぜひ、こちらから詳しく見てみてください⇒https://nou2c.com/
この学校でもこれまで食の業界を支える人材として、
料理人・パティシエ・ブーランジェ・カフェスタッフなどをお育てしてきました!
たくさんの卒業生の皆さんが、第一線で活躍されています
しかしこれからは、AIもどんどん進化していくなかでただ「料理を作る」ということだけだと
いつか機械にその仕事を取られてしまう、、、そんな可能性もあります!
ですが、農業の分野は今すごく若い世代の力を必要としています
なので、その前の「食材を知る・作る」というところもしっかりと身につけて、
「農+食」で安心・安全でおいしくて、健康に良い料理を提供できる人材として
他とは違うオリジナリティーを持って活躍していくというのもこれからの時代のニーズに合った
すごく素敵な選択肢だなと感じました!
少しでも興味がある方はぜひ学校にお話を聞きに来てくださいね♪
次の記事では兵庫県丹波市におじゃました様子をお伝えします
(2日連続でお出かけしました~~!)
9.10月も楽しいイベントが盛りだくさん!
オープンキャンパス情報はこちら⇒ https://www.culinary.ac.jp/event/index.html
大阪製菓カフェ&調理専門学校
(2021年4月大阪キャリナリー製菓調理専門学校より校名変更予定)