カフェ総合科&食&マネジメント科 企業プロジェクト

企業プロジェクト最新ニュース!
先日行われた、カフェ総合科と食&マネジメント科2年生が取り組んだ「玄三庵」の1次プレゼンテーションについてお届けします!

今回課題を頂いた企業様は、「玄米とやさい食堂 玄三庵」。現在、大阪市内に5店舗を運営されており、今回課題を頂いたのは大阪梅田のエスト店です。

「玄三庵」といえば、健康にこだわった料理やスイーツが人気のお店ですが、今回の課題も「身体にやさしい旬の野菜や果物の使用を中心にした、『健康』と『美味しさ』の両立を目指すメニュー」ということで、お買い物に来られた20代前半~後半の女性をターゲットに商品開発を行うことになりました。

オリエンテーションでは、食材について「可能であれば有機か減農薬」というご指定と、お米とお肉はお店で使用されているのと同じものをご紹介頂きました。調味料も塩はアルペンザルツ岩塩、砂糖はキビ砂糖など、それぞれにご指定のものを使用します。
お料理を考える前に、食材の勉強をするところからスタートしました!

考案するメニューは3種類

①野菜をメインに使った夜定食 売価1480円~1580円 ※総カロリー700㎉以内

②食後に食べたくなる秋の味覚のミニパフェ 売価500円

③ドリンク(SNS映えするフルーツティー) 売価600円

他にも、原価率(材料費の割合)やオーダーが入ってからの提供時間、グラスのサイズやおかずの品数、保存方法の指定などなど、色々な条件があって、そういった課題を一つ一つクリアしながら、『健康』と『美味しさ』の両立を目指して1次プレゼンテーションに臨みました。

1次プレゼンテーションでは、高根オーナー、石川店長、パティシエの小澤さん、料理長の★★ さんが審査にあたってくださいました。学生達が用意したメニューを一品一品試食しながら、丁寧にご質問やアドバイスを頂きました。ご質問では「使用している食材をどこで購入したのか」を聞かれて、学生さんが食材をご紹介することもたびたびありました。

最初はパフェ・ドリンク部門からプレゼンテーションが始まりました。フルーツをそのまま生かしたメニューが多く、見た目にも素材がしっかりとアピールされていました!出身地の愛媛県のミカンを使って、地元での美味しい食べ方を紹介している学生さんもいました。続いてお料理部門では、たくさんの野菜を使った夜定食メニューが発表されました。どれもとっても美味しそう!ボリュームがありながらもヘルシーな調理法で、何品目もの食材を組み合わせた凝ったものばかりです。審査をされているお店の方々からも、「これ美味しい~」というお声が聞かれました。

今回、初めてのプレゼンテーションを行いましたが、みんな自分の言葉で食材の説明や見た目のこだわり、セールスポイントなどをしっかり伝えていました。緊張している様子もありましたが、お互いに協力しながら、励まし合いながら取り組めたようです。

企業プロジェクトは、食材から学び、お店のコンセプトを理解して、課題設定をクリアしながらメニューを完成させていくという難しい課題ですが、発表した学生さんたちはやり切った!という達成感が感じられました。

「健康」をテーマに取り組む今回の玄三庵様企業プロジェクト。今回の審査で何点かが選ばれて、最終プレゼンテーションに進み、エスト店での商品化を目指して更に改良が続きます。

それ以外のメニューも、卒業制作展のショップのメニューとしてブラッシュアップされて、お客様にお届けすることになっていますので、お楽しみにして下さいね。

また9月には、最終プレゼンテーションの様子もお知らせ致します!