みなさんこんにちは!
大阪農食入学相談室です
本日は3年生の製パン実習の様子をお届けします!!
今回の実習では新しく津田シェフにお越しいただき授業を担当いただきました
津田シェフは神戸屋で18年間パン職人をされ
ベーカリーワールドカップ2020(クープ・デュ・モンド)で準優勝をされたご経験をもつ
パン業界を牽引されているお一人になります。
今回は世界大会で作った作品などを教えてもらえるということで
学生たちはとても楽しみにしている様子でした
まずは「折り込み」といってパン生地にバターを折り込んで層を作る作業からはじめます!
機械を使いながら伸ばして畳んで、さらに薄く伸ばして・・・
これを繰り返していきます
丁寧で素早い作業に目が離せません
学生からはパンを折り込みする際にどんなことに気を付けているのか
質問する場面もありました。
生地を伸ばすことができたら冷凍庫で冷やします!
その間にベーカリーワールドカップ2020の映像をシェフと一緒に見ることに
世界中のパン職人が競うこの国際コンクールは
・バゲット&世界のパン部門(食事パン)
・ヴィエノワズリー部門(菓子パン)
・ピエス・アーティスティック部門(飾りパン)
で各1名ずつ計3名が各国の代表として出場します
8時間の競技時間の中で20種類400個のパンを作るという内容で
普段パン作りに慣れている学生からも驚きの声が
津田シェフはヴィエノワズリー部門として大会に出られ、オーブンや小麦粉による変化や
作業場所の環境の違いから大変だったことなど、裏話をたくさん話していただきました!
この授業で教えていただいたパンは見た目のインパクトにこだわり
大会でも特に評価が高い作品になったようです
さて作業に戻りましょう!
シェフが作るクロワッサンは形にこだわりが!
巻き始めを鉛筆くらいの細さにして中心を厚めにまいていきます
さいごに両端を中心に向かって折りたたむのがポイント!
大きくすると外側はサクッと、内側はふわっとした食感の違いが
感じられるのだとか!
成形をして並べるとかわいいですね!!
どれが一番いい形になっているか盛り上がっていました
パンオショコラはチョコレートを生地に巻きつけ
横から見て生地がはみ出ていないかチェックします✔
成形した後はすぐにオーブンに入れるのではなく
時間をおいてパンの温度を急に上げすぎないよう気を付けます
待っている時間は、学生からシェフに質問や商品開発のアドバイスを
もらっている様子も!
大阪農食では、少人数での授業も多くあり、
シェフとの距離が近く、質問なども行いやすいのが特徴です!
そろそろ最終工程に入ります!
卵を表面に薄くぬり、オーブンに入れると・・・
いい色に焼きあがりました!
パンのいい香りが学校中に広がります!
最後は試食タイムです
食べた瞬間にサクッと音がなり、食感の良さに感動しました
手間をかけながらも作業の効率を考えながら丁寧に作業することの大切さを
学べたのではないでしょうか・・・!!
津田シェフは大学時代に
「人々の日常の暮らしに携われることができる仕事っていいな」と思い、
パン職人を目指したと話されていました。
たくさんの人を喜ばせたいという気持ちがあふれたモノづくりの姿勢を近くで感じることができる
楽しい実習となりました
Instagramでは載せていませんが
実はみんなでクロワッサンのポーズもしました
次のブログもお楽しみに!