こんにちは
入学相談室の高橋です
今年で7回目になるクープ ジケイ デュ ラ パティスリー2016が11/12(土)開催されました
このクープ ジケイ デュ ラ パティスリーとは、全国に広がる滋慶学園グループの製菓系専門学校9校から各校で選抜された2名の選手が東京に集まり、アメ細工のピエスモンテとアントルメ(生ケーキ)の2作品を6時間で作り競い合うコンテストです
大阪キャリナリーからは、製菓・製パン科/パティシエコース2年生の大橋さん、村上さんが代表として出場!2人は、7月に行われた一次予選、9月に行われた校内予選を突破し約半年間練習を重ねてきました
今回のコンテストのテーマは、「贈り物」
●ピエスモンテ:台座30㎝×30㎝ 高さ45㎝以内 1作品
●アントルメ:サイズ18㎝ 設定売価6000円/原価50%以内
という競技課題のもと、各校デザイン・味を考案しコンテストに臨みました
2人は40代の男性のお客様から「10回目の結婚記念日に、妻にプレゼントするお菓子を」というオーダーを受けた設定でアントルメを考案しました。
また、その大切な贈り物のケーキと一緒に楽しんでもらえるように、奥様が大好きなアイテムをアメ細工のピエスモンテで表現しました。
大会直前の2人の様子
リラックスしていますねちなみに、2人が持っているワインの裏には、友人からのたくさんの応援メッセージが
開会式良い笑顔ですね
開会式を終え、いよいよスタート良い笑顔
前半は、4時間後半は2時間
9校同時に競技がスタートする中、大阪キャリナリーの職員たちは、ガラス越しに張り付いて応援をしました!(笑)
時間を常に確認しながら進めます!
実は、クープジケイの審査員を担当してくださるのは、日本を代表するパティシエのトップ中のトップの方々なんです
コンテストの間、選手の技術を間近で見て、綺麗に作業できているか、どのような技法でつくっているのかなど細かい点まで審査の対象になります!
このことは、働く上でも必ず必要になることなので、学生のうちから意識することが大切なんです!
時々、疑問点を学生に質問したり、もっと効率よくできる方法を教えてくださったりと学生とも会話を楽しんでくださっていました
今回の審査員のシェフは、
パティスリー タダシヤナギ
オーナーシェフ 柳 正司先生
アン・プチ・パケ
オーナーシェフ 及川 太平先生
アステリスク
オーナーシェフ 和泉 光一先生
そして、
パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ
オーナーシェフ 五十嵐 宏先生
4名の大人気のパティスリーのオーナーシェフです
コミュニケーションを図りながら、作業を進めます
2人で話をしていると緊迫した状態から和やかになっていました
後半2時間は最後の追い込み!
残り数十秒のところで、アメ細工にケースをかぶせて終了することができました。
姉妹校が完成していく中、最後の1分になっても諦めない姿勢はとても感動するものでした
最後は、プレゼンテーション
どのような想いでピエスモンテとアントルメを作成したのかを審査員のシェフに伝えました
代表して、及川オーナーシェフと柳オーナーシェフの2名からコメントをいただきました!
2人の作業のことについてや作品についての批評、改善点などさらによくなるようにアドバイスをいただきました。そのコメントの中には、「カシスといちじくをコンポートにするというアイデアが素晴らしい!」とお褒めの言葉もいただけました
完成した作品と2人を記念にパシャリ
アントルメ
2016年が結婚10年目の記念日ということで、2006年のボルドーの赤ワインを使用しました!
木目をイメージした生地。カシスといちじくのコンポートで食感の楽しい、そして程良い酸味の効いたケーキに仕上がりました
ピエスモンテ
奥様の大好きな赤ワインの原料である、ブドウをモチーフにし、赤ワインの入ったグラスを添えたピエスモンテ
ブドウは、村上さんが最も苦手だったスフレ(空気を入れて膨らませる技法)を用いて、艶(つや)がでるように工夫しました!
また、この中のアントルメの色は、大橋さんが担当
今までで一番きれいな色に仕上がったそう見ていた私たちも思わず「綺麗」と声を上げるほど!
プレゼンテーションの後は、閉会式
表彰式が始まります!
結果はというと、、、、、、、、
”クープジケイ特別賞” 受賞しました
五十嵐オーナーシェフから表彰していただきました
最後は、シェフたちや審査員の方々そして、一緒に闘った学生たちと記念撮影!
コンテストを終えた2人は、「今までで一番楽しかった!」と話してくれました
約半年、苦労したこともたくさんあったと思いますが、最後まで作品を仕上げる姿勢は、本当に頼もしく見ている人の胸を熱くしました!
改めて、お菓子作りは人に感動を与える仕事だということを再確認させてくれるコンテストとなりました!
2人とも、本当にお疲れさまでした